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以前三橋先生のページで紹介していたシリーズ作品なんですが、こっちにお引越し。代わりに元ページには違う作品を入れました。
作品紹介
上条蓮くん。私たぶん一生この名前忘れないと思う。
平凡でおとなしいヒロインちゃんが、学園の王子様に溺愛執着される、なんて大昔からの女子の大好きシチュエーション。そこに濃厚なデロ甘セックスがミックスされて三橋先生の声で形にされてしまったら、ほとんどの女子は昇天してしまうのでは？
過去最高に主語がでかいけどそう思わずにはいられないほど良い。どうか三部とも全部聞いてもらえませんか。
1、学園で人気者の後輩王子様に追いかけられる
最初に言っておきますね。この二人、両片想いなんですって！！作品説明部分から引用します。
教室移動をしていたあなたに、廊下で出会った上條蓮が話しかけてきた。
『ねえ待ってよ先輩、俺と付き合うの、考えてくれました?』
そんな発言、彼のファンクラブの生徒が聞いたら何をされるか分からない。
目立つことを苦手とするあなたは、彼を空き教室に引っ張る。
チャイムが鳴ってしまったが、今日は返事を聞くまで離さないと告げられ――『選んで、今ここで俺に抱かれるか、もう一生俺と関わらないか』
これだけ見ると強引にヤられるように見えますが、実際は上記の問いにヒロインちゃんが答えられず、蓮くんが諦めようとしたところを、ヒロインちゃんが引き止めてからのえっち、なので無理やり感はゼロです。
タイトルに「S」とありますが、８割は甘いS。ヒロインちゃんに自分から恥ずかしいことをさせたり、意地悪なことを言ったり…、ちゃんとできたらヨシヨシしてくれる。甘くて優しい。ただ残り２割、ドSスイッチが入る瞬間があります。これがやばい。彼が乱暴な声出した瞬間、雷打たれて天に召されました。幸せな人生だった。
こんなに好きなのに、ヒロインちゃんはうんって言ってくれない。望むものが手に入らない苛立ちや焦燥感…、でも好きで可愛くて欲しくて仕方がない。その緩急に彼の心情の揺れ動く様がバチバチに伝わってきて、こっちの心までかき乱されます。
三作のうち、これだけ唯一切なさもある。（どエロい内容に埋もれている、と思いきやすでに刷り込みされているかもしれない）
2、俳優の彼氏に嫉妬されて求婚される
二作目は、一作目から十年後の話。タイトルにある嫉妬＆喧嘩は個人的に大好き要素なのですが、この作品ではそこまで拗らせたり険悪にはなりません。ひと匙のスパイスというところ。
成り行きでヒロインちゃんが合コンにいき、絡まれてしまったところを「うちのがお世話になりました」と蓮くんが助けてくれ、険悪な雰囲気で帰宅します。その後、嫉妬から襲うのかなと思いきや、きちんと二人で話し合って誤解を解いて、お互い不安なことがあるよね、って納得してからのえっち。なので、えっちに入る時にはもう甘い。（いや冒頭から甘いのですが）
ヒロインちゃんの体も仕上がってるし、二人でセックスすることにも慣れている。前作にも増して、前戯が長く、たっぷりじっくり丁寧に愛される。ヨダレも潮も嬉しそうに呑んでくれる。溺れそうなくらい蓮くんの愛の深さを思い知らされます。
だから全部がはちみつを煮詰めた濃厚な甘さかと思いきや、ちゃんとSも入ってて、低い声で「イケよ」って言われるとやっぱり心臓ギュンってなります。
とろっとろに甘いのに、いきなりビリッとさせてくる。ふわふわキラキラしていたのが、ズドンと深い闇を見せてくる。大人になって愛がどんどん重くなって、自分でもコントロールできなくて、蓮くんの「好き」が行き過ぎて暴走してしまう。こういうところ、本当にすごい。
3、溺愛旦那様にどろどろに愛される
三作目、スタートしたらもうすでに始まってます。これはもう甘いしかない。Sってなんだっけ？
「可愛い」「好き」「愛してる」台詞のオンパレード。前作から続いて、こんなに同じワード何回も言ってたらゲシュタルト崩壊起こしそうなのに、一作目より二作目、二作目より三作目、さらにトラックが進むごとに愛情メーターガンガンに上げていく三橋先生、本当にすごい。
エッチなことなんか知らない処女だったのに、底なしの愛情と頭がおかしくなるくらいの快感を注ぎ続けられて、いずれは蓮くんのせいで息するだけでイくような体になるそうです。やば。でも「俺に狂って、俺と一緒にイカれて？」って言う蓮くんが、すでに自分に狂って溺れてるのが伝わってくるから、ぐっちゃぐちゃにされながらもジーンときちゃうんだよな…。
そして個人的に潮吹きシチュが大好きなんですけど、このシリーズもすごい。
潮吹きって、執拗にぐちゅぐちゅ責められてイク、みたいなパターンが多いと思うんですけど、このシリーズは完全に「声」で吹かせにきてる。特にこの三作目は、優しくて甘い声で逃げ場を全部塞いで、柔らかく押し出されるように散々吹かされます。
ヒロインちゃんがイくたびに、喜びと興奮が入り混じった「あぁ…」とか「ん、ん…」とかって声が漏れてくるんだけど、それがすっっっごい良いんです。伝わってくれ…！！
最後に
実は私、最初はシリーズものと知らなくて、三作目を先に買ってしまったんですよね。初っ端からラブラブえっちしてて、あらまあ仲良しねなんてニコニコしてたら、途中から怒涛の如く愛される。でろ甘なのに重くて深くて重い。えっなにこれ、ただの溺愛夫婦ではない…？ 混乱のままあらためて作品詳細をよく読んだらシリーズものの三作目とのこと。迷わず一、二作目を買い、再び三作目を聞き直して最後のトラックで泣きました。
タイトルにある通り確かにS要素はありますが、Sが苦手な方でも大丈夫だと思います。ただこれは私が三作目から入ってしまったせいかもしれないので、一作目から聞いたらもしかしたら印象は違ったかも。
なのでその辺りでもし躊躇う場合は、まずは三作目だけ聞くことをお勧めします。そして一、二作目も買ってもらえたら嬉しい。みんなで三橋先生に貢ぎましょう！！
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